ターンアウト情報

バレエに必須なターンアウトについての情報を掲載します。バレエの技術は、元もとターンアウトができていることが前提で作られているため、教科書や指導内容の中に、如何にしてターンアウトを得るかという根本的な情報は含まれていません。したがって、日本のように趣味でバレエを踊る方たちにとって、ターンアウトを広げながらバレエが上手になりたいと思っても、なかなかその目標は達成できないのが現状です。そもそもターンアウトについては教科書的な情報が存在しないことや、教師が生まれつきターンアウトがしやすい身体を持っていると、「やれば出来る」や「出来ないのは生徒の問題」という基準でレッスンが進み、ターンアウトが広がらなくて困っている生徒さんの問題は解決しないままという状況が続いてしまいます。そこで、教師個人の感覚や伝統に基づくターンアウトについての情報ではなく、解剖学、生理学、運動力学、脳科学など、できるだけ客観的な根拠のある情報に基いて、ターンアウトを広げることに役立つ情報を提供します。

新体操コーチのための新しいストレッチの指導法-スプリッツ

グランジュッテ

ストレッチをしてもスプリッツが開かなくて困ったことはありませんか?

新体操で要求されるスプリッツは、180度を超えた非常に広い股関節可動域が前提となっています。

これを達成しようと床の上でストレッチ(静的ストレッチ)を試みても、思うように可動域が広がらなかったり、場合によっては、ケガをしてしまうことがあります。

これは、実際の可動域に対して、過剰な負荷をかけて無理やり広げようと伸ばそうとしたために起こっていることが予想されます。

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ターンアウトの理解を妨げる解剖学の「基本」5

ターンアウトは解剖学的肢位からの外旋のこと

前回の記事では、「解剖学的肢位から外旋筋に力を入れて股関節を45度外旋方向に動かす」と書きました。

普通は45度までしか外旋しないはずの股関節ですが、バレエではその先、理想の90度を目指して、更なる外旋をさせたいわけですね。

では、膝がすでに45度外を向いた状態から、さらに外旋させるのはどの筋肉がやっているのでしょうか?

「外旋筋でしょっ?」

と、即答したあなた。ちょっと待ってください。

外旋筋とは、そもそもどういう筋肉だったでしょうか?

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ニューヨーク・タイムズ紙に載った「ストレッチの真実」から

ストレッチング

NYタイムズに載ったストレッチに警鐘を鳴らす記事『ストレッチング:その真実』からの抜粋(2008年10月)を紹介します。
 
基本的に、バレエに限らず、アマチュアスポーツに浸透しきっている静的ストレッチは有害なのでやらないほうが良いよ、ということを啓蒙する内容になっています。
 
あなたは、これを読んで、
 
「それならやらない」
 
と判断しますか?

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ターンアウトの理解を妨げる解剖学の「基本」4

ターンアウトは解剖学的肢位からの外旋のこと

前回の記事では、大腿骨の外旋は45度までが普通と書きました。
 
では、それ以上外旋しないのでしょうか?
 
答えは、

する人もいるし、しない人もいる

です。
 
ただし、ここでのポイントは、個人差ではなくて、それより前に知って置かなければならない重要情報です。
 
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【だから筋肉が太いんだよ!】

エクササイズ中

「だから筋肉が太いんだよ!」

といわれてもしょうがないのに、当人はトレーニングを恐れてバレエのレッスン漬けになっている。
 
そんな、痛いバレエ教師があなたのまわりにいませんか?
 
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プロを目指すバレリーナが本業として舞台で踊らなくなる6つの理由

トウシューズ

これは、バレエに限らず芸術系の職業なら、すべてに当てはまる内容なのかもしれません。

美術についてこの状況を考察された、Hideki工房さんのブログ記事をご覧ください。

芸大・美大生が卒業後に本業として絵を描かなくなる6つの理由

この内容はバレエに置き換えて読んでも頷けるかもしれません。

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ターンアウトの理解を妨げる解剖学の「基本」2

解剖学的肢位

前回の記事では、関節の動きを表す筋肉の辻褄が合わなくなってくる問題について紹介しました。
 
実は、それは解剖学のある大前提に起因するのですが、それが何だか分かりますか?
 
これ、かなり見落とされがちなことで、これを知らずに問題を解決しようとしても、空回りが続く可能性が高くなります。
 
ターンアウトに詳しくなりたい方は、しっかり理解しておいてくださいね。
 
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