ターンアウト情報

バレエに必須なターンアウトについての情報を掲載します。バレエの技術は、元もとターンアウトができていることが前提で作られているため、教科書や指導内容の中に、如何にしてターンアウトを得るかという根本的な情報は含まれていません。したがって、日本のように趣味でバレエを踊る方たちにとって、ターンアウトを広げながらバレエが上手になりたいと思っても、なかなかその目標は達成できないのが現状です。そもそもターンアウトについては教科書的な情報が存在しないことや、教師が生まれつきターンアウトがしやすい身体を持っていると、「やれば出来る」や「出来ないのは生徒の問題」という基準でレッスンが進み、ターンアウトが広がらなくて困っている生徒さんの問題は解決しないままという状況が続いてしまいます。そこで、教師個人の感覚や伝統に基づくターンアウトについての情報ではなく、解剖学、生理学、運動力学、脳科学など、できるだけ客観的な根拠のある情報に基いて、ターンアウトを広げることに役立つ情報を提供します。

「なんちゃってターンアウト」で怪我が増える!?

「なんちゃってターンアウト」で怪我のリスクが高まることが、最新の国際ダンス医科学学会の学会誌の中で報告*されました。

今回の報告は、「なんちゃってターンアウト(股関節の可動域を超えたターンアウト, Compensated Turnout)」と下肢や腰部の怪我の関係について調べたもの。

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【ターンアウトはこれで決まる】5. 筋肉と腱の柔軟性と強さ

あなたは、ターンアウトを決める要因をいくつご存知ですか?

国際ダンス医科学学会(IADMS)のサイトに、ターンアウトに影響する5つの要因が図入りで詳しく解説されています。
http://www.iadms.org/?325

前回で4つ目の要因「Y靭帯のしなやかさ」は一段落。

今回は5つ目の要因「筋肉と腱の柔軟性と強さ」です。

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デリエールに脚を出しにくい二つの理由

股関節は、ボールとソケットからなる球関節なので、骨格的には前後・左右・回旋の全方向に自由に動かせる構造です。

でも、実際は自由にはならないのはなぜでしょう?

特に後ろ。

バレエの動きで、たとえばバットマン・タンジュなどで、脚を前後に出すと、前には楽に出るけど、後ろには出しにくいですね。

これって不思議じゃないですか?

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【ターンアウトはこれで決まる】4. Y靭帯のしなやかさ〜その2

あなたは、ターンアウトを決める要因をいくつご存知ですか?

国際ダンス医科学学会(IADMS)のサイトに、ターンアウトに影響する5つの要因が図入りで詳しく解説されています。
http://www.iadms.org/?325
 
前回紹介した「Y靭帯のしなやかさ〜その1」に続いて、「Y靭帯のしなやかさ〜その2」に進みます。

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【ターンアウトはこれで決まる】4. Y靭帯のしなやかさ〜その1

あなたは、ターンアウトを決める要因をいくつご存知ですか?

国際ダンス医科学学会(IADMS)のサイトに、ターンアウトに影響する5つの要因が図入りで詳しく解説されています。
http://www.iadms.org/?325
 
前回紹介した「大腿骨の首の形」に続いて、四つ目の「Y靭帯のしなやかさ〜その1」について解説を交えて紹介しますね。

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【ターンアウトはこれで決まる】3. 大腿骨の首の形



あなたは、ターンアウトを決める要因をいくつご存知ですか?

国際ダンス医科学学会(IADMS)のサイトに、ターンアウトに影響する5つの要因が図入りで詳しく解説されています。
http://www.iadms.org/?325
 
前回紹介した「2. 股関節の向き」に続いて、三つ目の「大腿骨の首の形」について紹介しますね。

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【ターンアウトはこれで決まる】2. 股関節の向き



あなたは、ターンアウトを決める要因をいくつご存知ですか?

国際ダンス医科学学会(IADMS)のサイトに、ターンアウトに影響する5つの要因が図入りで詳しく解説されています。
http://www.iadms.org/?325
 
前回紹介した「1. 大腿骨のねじれ角」に続いて、二つ目の「股関節臼の向き」ついて紹介しますね。

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【ターンアウトはこれで決まる】1. 大腿骨のねじれ角

あなたは、ターンアウトを決める要因をいくつご存知ですか?

国際ダンス医科学学会(IADMS)のサイトに、ターンアウトに影響する5つの要因が図入りで詳しく解説されています。
http://www.iadms.org/?325
 
一つ目の「大腿骨のねじれ角」について紹介しますね。箇条書きにすると、下記のようになります。

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