
あなたは、ターンアウトを決める要因をいくつご存知ですか?
国際ダンス医科学学会(IADMS)のサイトに、ターンアウトに影響する5つの要因が図入りで詳しく解説されています。
http://www.iadms.org/?325
前回紹介した「Y靭帯のしなやかさ〜その2」を補足します。
反り腰とか、出っ尻で立つ癖のある人は、骨盤を前傾させる立ち方になっている可能性があります。
これだと残念ながら骨盤のアライメントが崩れていますので、本来のターンアウトではなくなっています。
これは無理して開いたターンアウトなので、別名「なんちゃってターンアウト」などと呼ばれます。
この「なんちゃってターンアウト」をしている限り、頑張って反り腰を直そうとしたり、出っ尻を直そうとしたりしても、改善しません。
繰り返し練習しても、その努力は泡と消えます。
なぜなら、「なんちゃってターンアウト」が原因だからです。
つまり、解決策は、「なんちゃってターンアウト」をやめること。
つまり、ターンアウトの開き過ぎをやめることです。
その結果どうなるか?
当然、ターンアウトは狭くなります。
膝で言うと前に向いてくるし、つま先も前に向いてきます。
「それじゃ元も子もない!ヽ(´Д`;)ノ」
ホントですか?
そもそもなぜ踊るんでしたっけ?
美の追求、とか
美の表現、とか
人によって答えは違っていていいんですが、多分に共通しているであろうキーワードは「美」ですよね!?
端的に書くと
「なんちゃってターンアウト」をすれば「美」が損なわれます。
「なんちゃってターンアウト」をしなければ「美」の最大化が図れます。
要するに、あちらを立てればこちらが立たず。
シーソーな関係なのです。
あなたはどちらを選びますか?
その答えであなたのターンアウトが決まります。
追伸
シーソー自体を高くしてしまえば、どちらを選んでいてもレベルは上がっていきます。
そういう観点での取り組みについてはいずれご紹介します。
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