ターンアウトの理解を妨げる解剖学の「基本」2

解剖学的肢位

前回の記事では、関節の動きを表す筋肉の辻褄が合わなくなってくる問題について紹介しました。
 
実は、それは解剖学のある大前提に起因するのですが、それが何だか分かりますか?
 
これ、かなり見落とされがちなことで、これを知らずに問題を解決しようとしても、空回りが続く可能性が高くなります。
 
ターンアウトに詳しくなりたい方は、しっかり理解しておいてくださいね。
 
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「なんちゃってターンアウト」で怪我が増える!?

「なんちゃってターンアウト」で怪我のリスクが高まることが、最新の国際ダンス医科学学会の学会誌の中で報告*されました。

今回の報告は、「なんちゃってターンアウト(股関節の可動域を超えたターンアウト, Compensated Turnout)」と下肢や腰部の怪我の関係について調べたもの。

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【ターンアウトはこれで決まる】5. 筋肉と腱の柔軟性と強さ

あなたは、ターンアウトを決める要因をいくつご存知ですか?

国際ダンス医科学学会(IADMS)のサイトに、ターンアウトに影響する5つの要因が図入りで詳しく解説されています。
http://www.iadms.org/?325

前回で4つ目の要因「Y靭帯のしなやかさ」は一段落。

今回は5つ目の要因「筋肉と腱の柔軟性と強さ」です。

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デリエールに脚を出しにくい二つの理由

股関節は、ボールとソケットからなる球関節なので、骨格的には前後・左右・回旋の全方向に自由に動かせる構造です。

でも、実際は自由にはならないのはなぜでしょう?

特に後ろ。

バレエの動きで、たとえばバットマン・タンジュなどで、脚を前後に出すと、前には楽に出るけど、後ろには出しにくいですね。

これって不思議じゃないですか?

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【ターンアウトはこれで決まる】4. Y靭帯のしなやかさ〜その2

あなたは、ターンアウトを決める要因をいくつご存知ですか?

国際ダンス医科学学会(IADMS)のサイトに、ターンアウトに影響する5つの要因が図入りで詳しく解説されています。
http://www.iadms.org/?325
 
前回紹介した「Y靭帯のしなやかさ〜その1」に続いて、「Y靭帯のしなやかさ〜その2」に進みます。

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